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3.自動車保険

車両保険の免責金額




自動車
保険

7等級以上のドライバーは特約を付けることにより車両保険の免責金額を¥0ーにすることができます。
万一の事故の場合、免責金額は無くなりますが、当然保険料は高くなります。
さて、これは本当に契約者にとって有利な制度でしょうか?
結論から言うと、これはほとんど無意味で、保険料を高くするだけです。
なぜ、無意味なのか以下で説明しましょう。

免0の条件





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車両免責ゼロ特約を結ぶ為の条件
  1. 自家用自動車総合保険であること。
  2. 7等級(一般的には1年以上無事故)であること。
  3. 5ー10万円の免責金額の契約であること。
  4. 車両保険に上乗せで特約保険料を支払う。。
事故の場合、免責金額が¥0ーになる条件
  1. 自動車同士の衝突、接触等の事故であること。
  2. 相手の自動車の登録番号等、事故発生時の運転者または所有者がわかっていること。
  3. 一回目の事故に限る。
さて、ここで問題になるのが、1番目の”自動車同士の事故”というところです。
一般には止まっている車への一方的な追突等の場合を除いて、過失割合(どっちがどれだけ悪いか?の割合) と言うものが存在します。
それに伴い過失相殺が発生します。

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ここで一つ例を上げてみます。

Bさんの車が直進していたところへ、Aさんの車がT字路から飛び出し、ぶつかってしまいました。
幸い二人とも自家用自動車総合保険に入っていましたから何とか保険が使えそうです。
調査の結果、次の表のようになりました。
(過失割合は過去の例から見て大体、こんなところでしょう。)

過失割合 60% 40%
車両修理代 30万円 40万円
相手からもらう
保険金
30万円×0.4=12万円 40万円×0.6=24万円
自分の保険から
出る保険金
30万円−12万円
=18万円
40万円−24万円
=16万円
免責金額 10万円 \0円(免ゼロ特約付き)

Aさんは、免責10万円、Bさんは免ゼロ特約を付けていました。
この場合、Bさんは、免ゼロ特約付きで、車対車の事故ですからすべて保険でまかなえます。

さて、問題はAさんの場合です。
Aさんは自分の車両保険から出る18万円から、免責金額の10万円を差し引かれて8万円 しか、もらえないのでしょうか?

正解は18万円まるまる保険から出て、Aさんの自己負担はありません。

では、免責金額とはいったい何なのでしょうか?
車両保険の場合、問題になるのは、修理代の総額30万円なのです。
30万円−10万円(免責金額)=20万円
この事故の場合、Aさんには、車両保険から”20万円まで出ますよ!”
と言うことなので、Bさんから12万円すでにもらっているAさんには、自己負担がないのです。



次に、保険料を比較してみます。
わかりやすくする為、同条件で、5種類の車で比較します。

条件

  1. 21才未満不担保(20才までのドライバーが事故を起しても保険金が出ない契約)
  2. 割引30%(9等級=3年以上自動車保険を使っていない)
  3. 自家用自動車総合保険で車両保険の部分だけの比較
車種 料率
クラス
保険金額 免ゼロ特約 免責10万円 免責15万円
日産マーチ
100万円 49,920円 35、110円 26、960円
マークU
2000グランデ
150万円 95,420円 69,830円 55,760円
RX−7
タイプRZ
350万円 273,070円 220,020円 190,830円
BMW
328i
400万円 192,000円 165,960円 145,680円
ポルシェ
911カレラ
1,000万円 517,860円 464,810円 435,620円

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いかがですか?
免責金額を大きくすると保険料が大幅に割り引かれるのが、おわかりいただけたと思います。
マークUクラスで年間4万円の差がありますから、万一の事故で免責金額15万円を全額自己負担したとしても、4年間保険を使わなければ得になるのが お分かりいただけると思います。
しかも多くの事故で先ほど示したように、過失相殺が発生しますし、
さらに、 全損事故の場合は免責金額を引かれません(全額出ます)から 現実的には免責金額を全額負担する事はあまりありません。
免責金額は高めにしておくべきです。お金の余っている人は別ですが!

こんな場合、保険は出るのか? こんな時どうしたら良いのか?
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