ネッ トワーク関連|ちょっと得する話

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<RAID 搭載NASの危険性> 「RAIDだから安心」という誤解がデータを壊す

本来、RAID(レ イド)はデータの安全性(冗長性)を高めるための仕組みです。しかし、実際にはRAIDそのもののトラブルによって、システムやデータが 完全に破壊されてしまうケースが後を絶ちません。

特に、家庭用や普及型の安価なNASをご利用の方は、以下の真実に注意してください。


安 価なNASに潜む「ハードウェアの限界」

多くの市販NASは、RAID コントローラーと呼ばれる専用のシステムで管理されています。しかし、コストパフォーマンスを重視した普及モデル(特に国内 シェアの高いメーカー製など)には、大きな弱点があります。

  1. 極 めて非力なCPU: データの制御に必要な計算能力が不足しています。
    わずかな搭載メモリ:
    負荷がかかった際の処理に余裕がありません。

  2. 未熟な制御ソフ ト: 負荷やエラーに対する処理が甘く、作り込まれていません。
  3. はっきり言えば、見かけ上のスペックを安く提供するために、内部は非常にチープ な構成になっているのです。このような環境でRAID5などを構築しても、負荷がかかった瞬間にRAIDシステム自体が自壊し、データを道連れにしてしまうリス クがあります。


失 敗しないNAS(ネットワークHDD)の選び方

大事な業 務データを守りたければ、カタログやホームページで「CPUの種類」や「メモリ量」を明記している機種を選んでください。

  • 信 頼性の高いメーカー例: QNAP(キュー ナップ)、NETGEAR(ネットギア)、ASUSTOR(アサスター) など。これらは世界的に実績があり、基本性能を公開しています。

  • 注 意すべき点: 店頭でよく見かける安価なメーカーほど、これらの数値を公表していません。性能不足を隠している可能性があるため、過信は禁物です。


デー タを失わないための「鉄則」

「RAIDだから大丈夫」というメーカーの宣伝文句を鵜呑みにして、バックアップを 怠った結果、仕事に支障が出るほどの障害に見舞われるお客様を私たちは数多く見てきました。

  • ど の製品を使っていても、定期的なバックアップは必須です。

  • エラーランプが点いた、異音がするなど、少しでも異変を感じたら「後 で」と思わず、即座に使用を停止してください。

  • もし既にRAIDが崩壊してしまった場合は、無理に自力で修復しよう とせず、まずは[こ ちらのデータ復旧判断基準]を参考に、冷静な対応をお願いします。

「後でなんとかしよう」という油断が、事業継続を揺るがす重大な問題を招きます。

nas raid


<ミラーリングしないミラーリングNAS>

ある時データ復旧したミラーリング(RAID1)設定されたBuffaloのNASのデータ復旧が来た。

このどう見てもNAS(HDD)の状態がおかしい。

最初に調査したHDDはどう見てもデータが書き込まれた痕跡がない。

「何だこりゃ」もう一台の方のHDDも当然だめだろうとは思いながディスクイメージからデータ復旧をかけるとかなりな量のデータがる。

最終的には250GB程度のデータが復旧できた。 復旧したデータの品質も悪くない。

ミラーリングのはずが 2台目のHDDは全く機能していなかったのだ。しかもハードウェアのトラブルで(最初から)エラー表示していな かった様なのだ。ところがなんかのきっかけでエラー表示だけが復活してエラーランプを点滅させたため 復旧の依頼を受けることになったの だ。

ミラーリング(RAID1)設定されていたBuffaloのHDD2台内臓のNASで一台が機能していなかったケースは私が出掛けた中 で2台目。 今まで私自身で4000台のデータ復旧を手がけてきたが Buffaloの2台内臓のNASでしかもRAID1の物はせいぜい10台程度 か。 其の中で2台目だから相当高い確率で発生している。

ミラーリングだからといって決して安心できるものではない。 特に安価なNASはCPUの能力が低く、搭載しているメモリーも少ないため 何らかの要因で負荷がかかった場合 自らシステムを破壊して しまうことがある。 しかし これほどミラーリングの信頼性が低いとは思わなかった。

共有データの一次保管にはNASは向いているが バックアップには向いていない。 安価なNASはミラーリングだからといってもそれが必ずしも動作しているか、わからないと言っても過言ではなさそうだ。

Nas2

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